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城山のキヌガサタケ

5日山友と宗像の城山へウスキキヌガサタケ鑑賞登山へ出かけました。
昨年は6本見れました。その数日前に行った山友連中は13本も見ています。
  
最近は日に数本(1~3本程度)が普通のようです。ゼロの日もいっぱいあります。
見れるか見れないかはその日の運頼みですね。
大変有名になって遠方から来る方も多いようですが、わざわざ来たのに見れなかったという方、数年来来ているけど今年もダメだった方も多いようです。
ところが、ウスキキヌガサタケの存在を知らずに城山へやってきて、たまたま出くわしてその存在を知ったというラッキーな方もいます。
鑑賞中に登山道を歩く方から「それ何ですか~?」と尋ねられたことがよくありました。
  
開く時刻も問題です。開く時刻はマチマチです。従って何時頃に来れば見れますということはありません。登りでは見当たらなかったけど下山時に見れたというのはよくあります。
そこで、どうしてもウスキキヌガサタケに逢いたいと思われるならば、早朝(7時~頃)に来て山頂まで何回か往復されれば見れる確率はグ~ンと高くなります(開いた場合に限りますが)。
山頂まで30~40分で行けますからそんなにきついものではありません。
それか、ウスキキヌガサタケは一般道によく顔を出しますが、もう一つの道・自然道でも開きますので、ぐるっと周回して見るチャンスをうかがうのも良いでしょう。
  
昨年はこのやり方でミニスカートから完了まで約1時間の過程を観察することが出来ました。
  
それと、もうひとつ。下りてくる登山者に尋ねるのが良いですね。出逢えた方は満足感でいっぱいですから、他人へこの喜びを伝えたい気持ちから詳しく教えてもらえます。
たまには教えてもらった箇所と実際の場所が違うこともありますから、後は自分の眼で探しましょう。
  
立派なものが開いていたら、そこには見物者がいっぱいいます。ワ~ッという感嘆のざわめきが聞こえたらもう間違いありません(笑)
  
あいにくと私達が行った5日~昨日7日までゼロ本のようです。まだまだチャンスはあります。もう一度行ってみようと思っています。
  
ところで、ウスキキヌガサタケ(黄色)には出逢えませんでしたが、キヌガサタケ(白色)には出逢うことができました。竹林へ行く林道の途中に一つだけポツンと開いていました。
これは途中で出逢った登山者からの情報でした。
大きくて立派なものでしたが、裾の方が小枝に邪魔されてスカートが開けない状態でした。
何年か前、何処かの国の外務大臣が更迭される時に言ってましたね。「一生懸命前へ進もうとするけど、誰かが私のスカートの裾を踏んづけて前へ進めないんですよ~」。
このキヌガサタケを見てふっとその事を思い出しました。
ただそれだけ・・・・・・。
  
ブログだけご訪問の方はここから動画をご覧ください。 平成21年の動画 
  
平成20年のウスキキヌガサタケの動画
   
城山のキヌガサタケ_a0129233_11365140.jpg

  

by tarohazuki8580 | 2009-07-08 11:43 |