金山・花乱の滝コースに嫌われる

7月19日は前回雨で歩けなかった金山・花乱の滝コースを歩く予定でした。
今年の梅雨は長引きます。
福岡では博多祇園山笠が終わればほぼ梅雨の終わりというのが定番でした。
ところが今年は山笠が終わっても梅雨空の連続。
それでも長期予報で19日はほぼ山登りには問題ない日という予報でした。それが2日くらい前になって急変です。そして前日の予報でとても花乱の滝コース(沢沿い)は無理ということで雨でも歩けるコースに変更しました。
しかも12日予定を雨で19日に延期したものですから、まったくついていないとしか言いようがありません。
   
もともと私にとっては金山周辺は初心者の時からついていません。
初心者の時に花乱の滝を見て金山を目指した時に登山口までの林道で前を歩く2人組の女性に追いついて話をすると金山は2回目ということでした。シメタ・・・この2人組に追いて行けば安心だと思い何とはなしに一緒に歩きました。
ッで、鉄塔の横に登り上がりました。そこから道が無くなってしまいました。藪漕ぎに突入です(笑) 初めての藪漕ぎ経験です。小高い登り下りが続いていましたので3人離れ離れになるとお互いの姿を見失い勝ちです。先頭が道を探しにどんどん先へ行きますので、遅れ勝ちのもう1人の中間に立ってもうオロオロです。
その時ホイッスルを持っていましたので姿が見えなくなるとホイッスルを吹いて方向を確認し合いました。
なかなかホイッスルが思うような大きな響きにならず、やきもきする場面もありましたが少しは役にたったように思います。
やがて先頭から道発見の声。安堵の気持ちが走りました。藪漕ぎ中は何処をどう進んでいるのか全くわかりません。精神的にすごく参りました。前以て山の本で調べてきた鉄の橋なんてありませんでした。
探し当てた登山道は新飼ルートでした。
その後は3人でルンルン気分で山頂へ登りました。
  
さて下山です。2人組は佐賀側の山中地蔵の方へ下りて、バスの時間も調べているので一緒に下りないかという話です。自分は坊主ヶ滝へ下りる積もりでしたが、イマイチ道の不安が無いでもなかったので、ここは一緒に山中地蔵の方へ下りることにしました。
山中地蔵付近で他の登山者にバス停付近まで車に同乗させてもらいました。そしてバス停で時間表を確認。
バスの時間まで1時間はありました。そこに水を汲むことが出来る茶店がありましたので、時間待ちで3人で腹ごしらえです。ビールも一緒に飲みました。見知らぬ人との飲食なんて初めてでした。
そしていよいよバスの時間がやってきました。3人バス停に立ちました。なかなかバスがやってきません。少々の遅れは覚悟はしていましたが15分過ぎ20分を過ぎますと、何となくおかしいと思いはじめます。
でもやって来ました。これで無事帰れると3人の強張った顔は急に緩みました・・・・ッと思ったら、そのバスはスピードを落とさずに通過してしまいました。路線バスではなかったのです。
なんでや~といら立ちながら時刻表の裏側にバス会社の電話番号が眼に入りました。早速、携帯を入れたら何と何とその路線は既に廃線という返事です。
   
そこでまた茶店に飛び込んでタクシーの電話番号を調べてもらいました。3軒捜してもらって電話しました。まず1軒目。全然電話が繋がりません。
諦めて2軒目です。電話が繋がりました。しかし・・・・もうすでにタクシーを廃業してしまったとのこと。
気を取り直して3軒目です。しかしもう後がありません。これでダメだったらどうすれば・・・・と不安がメラメラと沸き上がります。初春とはいえ4時近くになるとお客も居なくなるし店も店じまいの空気。段々日も暮れかけてきます。寒くなってきます。大した上着もありません。
でも3軒目は確かにタクシー会社に繋がりました。
タクシーが着くまでの時間が長かったこと。
因みにその後この2人組とは顔を会わせたことはありません。

かずさんとHaruさんの激励に励まされて続きです。
  
この出来事からどのくらい経ったでしょうか。1年後くらいと思います。
この頃はまだ登山口がよくわからず、何処に行くにもバス等の公共交通機関を利用していました。
  
椎原峠から金山へ登って坊主ヶ滝へ下りた時の話です。5月の下旬です。
背振の椎原バス停から椎原峠、鬼ヶ花岩、猟師岩、小爪峠へと順調に進み金山を目指しました。
そして金山付近のブナの木とミヤコザサの素晴らしい景色に感動しました。
最後の登りはかなりきつかったけど、この景色で疲れを癒される思いでした。
人一人が通れるミヤコザサが生い茂る登山道を登っていたら、上から黒い長いものが縦走路を下りてくるのに気づきました。
ヘビとはわかりましたがニョロニョロ下ってくるので、一瞬どうしようかと頭の中はパニック状態になりました。向こうが避けるか自分がミヤコザサの中へ飛び込むかの選択です。
まずストックで登山道を叩いて警告を発しました。でもあちらさんは全然気がつきません。必死で登山道を叩いて数メートルの距離になった時にあちらさんがやっとこれに気づいて停まりました。
そして数秒間のにらみ合いとなりました。やっとあちらさんも事の事態に気づいたのか、急に身体を反転させてミヤコザサの中へ飛び込んで逃げて行きました。
こちらがミヤコザサへ飛び込まなくて良かった。
  
金山山頂へ着いたのは2時過ぎだったと思います。もう山頂には登山者の姿は無く不気味なほど静かな山頂でした。
下山は予定通り坊主ヶ滝方向へ下りました。初めてのコースで単独でしたから自然と足が急ぎ足になります。ヘビと遭遇したばかりでシダが生い茂る所を歩く時は、ヘビと遭遇しそうで急ぎ足に拍車がかかります。
そしてとうとう小さな窪みに足を踏み込んでしまい脚に激痛が走りました。
恐る恐る激痛箇所を見ると少し赤い血がズボンに滲んでいました。でも傷をよく診る余裕はありません。大したことはないと自分に言い聞かせて尚も下山を急ぎました。
  
感じとしてかなり長い時間かかったと思いましたが、やっと坊主ヶ滝へ着きました。坊主ヶ滝は山登りを始める前は近くの国民宿舎まで車で来てここまで歩いて滝をよく見にきていました。
しかし、下から見る滝と上からの滝は違っていました。下へ下りる道がわかりません。岩付近をウロウロしていたら急に足もとで真っ黒な長いものがバタバタと遠ざかります。真っ黒のヘビでした。多分岩の上で気持ちよく休んでいたものと思います。
ニョロニョロではなく上下にバタバタといった感じでヘビも急に人間が踏み込んできたのでびっくりしたんでしょう。樹の根っことばかり思っていました。

脚の方は骨には異常がなく、かすり傷だけは沢山つくってしまい、暫く風呂に入る時は脚にビニールを当てて入りました。
ヘビ遭遇2度、脚の傷で、あまり面白くない散々な山行の思い出となりました。
  
これ以来、山へ登る時に何処の山へ登ろうかと思案する時でも金山というイメージは出なくなりました・・・とさ。
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by tarohazuki8580 | 2009-07-22 18:09 | 山関連